空飛ぶ車SKYDRIVE SD03を生み出したCartivatorと、DoWorkshop!の邂逅のときの写真を公開します。
2014年のある日、ネットを見ていると空飛ぶ車を作ろうとしているモノづくり集団がいるらしいと知りました。
なかなかにワンピースすぎる話というか(読んだことはないけど。)、まあ、技術的には、ちゃんとした会社のトップエンジニアがかなり頑張れば多分出来るんだろうけど、それを個人でやっている人たちというのはどこまで本気で出来ると思っているのかみたいなことに興味を持って会いに行ってみたのです。。。
代表の中村翼さんは自身の所属するお堅い会社にゆるく黙認してもらいながら、この社外活動を始めた張本人ですが、なんというか、いわゆる起業家然としたところはなく、いたってノーマル、とても静かな佇まいと、淡々と夢をかなえていこうとする安定感を持った方でした。
そしてそこに集まる人たちも、なんというかいたって普通。。。
出来たばかりの5分の1の試作機を嬉しそうに近所の公園で飛ばせて見せてくれたのですが、正直、「これなら自分の持っているドローンの方が、まあ安定しているよな。」という感想でした。一方で、大の大人が喜々として毎週末 自宅で空飛ぶ車作りをしているという現実にジワジワと来るものがありました。
これは、大人の昆虫採集なのか?
いや、でも、この人たち、2020年の東京オリンピック開会式に空飛ぶ自動車を飛ばしますって言ってるし。。。
待てよ。大人の昆虫採集者はオオクワガタとか飼育してYoutubeとかやって結構儲けている人もいるから、ちゃんと算盤もはじいているんだろうか。 とか。
それから6年ほどたち、彼らはTOYOTAグループの公認も受けることが出来、50億もの資金を調達するまでに成長していきました。
僕らに協力出来たことは本当本当に微々たるものであったのですが、それでも、このプロジェクトの立ち上げに関われたことを誇りに思います。
私たちも他の仕事をしたり、会社に所属しながら、未来のために頑張っていこうと考えている集まりなので、Cartivator やSKYDRIVEのやり方を学ばせてもらって、これからもロマンと算盤を持った身の丈にあったDoを続けていきたいと思います。